[成嶋さんを卒業研究のテーマさせていただけませんか?]という大学生から1通のメッセージをいただきました。

以前、私の講演会に参加していただいたことがきっかけとなり、考え方に変化がうまれ「彼の原動力はどこから来るのか」というテーマで卒業研究を進めたいと語ってくれました。

先日、教授と共に、山梨県のトレーニング部屋まで、説明のために訪れました。

具体的な研究の柱として、

・パラスポーツについて

・病気について

・仕事について

の3つが提案されました。

彼女はローイング選手として挑戦しつつ、怪我によりスポーツを諦めざるを得ない状況にあった過去があります。現在は、先生になるための就職活動を行っています。

怪我をした当初は、精神的に挫折し、かつてのローイングについて、全く考えられなくなったと言います。しかし、現在はその経験を乗り越え、スポーツに再び関わりたいと考えており、特に、講演会に参加して以降、パラローイングにも興味をもち、協会や選手など、積極的にサポートしたいと語ってくれました。

本当に嬉しいです。昨夜もリモートで対談し、お互いの考えを尊重しつつ、意見を交換しました。

私が考える「どれだけ生きたか」ではなく、「どのように生きるか」がイメージできました。引き続き、温かく支えていければ嬉しいです。