2023年7月18日に山梨英和中学校で講演会をさせていただきました。

約1時間、オリエール病やパラスポーツなどを中心に、私が現在活動していることについて話しました。

きっかけは、私がトレーニングするために借りている部屋のご近所さんが、中学校の先生に伝えてくれたことで、実現しました。

特に、「オリエール病がある子どもたちが手術し、入院生活を送っていること」や「どうすればその子どもたちが自分と同じ苦労をしなくてすむのか」という具体的な仮説と検証についてお話ししました。

少し難しい内容でしたが、全員がメモを取りながら真剣に聞いてくれました。

事前に先生から「恥ずかしさもあり、質問はあまりないかもしれません」と伺っていましたが、実際には一体感が生まれてたくさんの質問がありました。

終了後も列を作って質問してくれた生徒たち。「私にもコンプレックスがあります。就職する際にオープンにすべきか不安です。障がいを伝えた時、周囲はどのような反応でしたか。」という質問もありました。

私は「その答えを一言で伝えるのは難しいです。社会では否定されることもありますが、周囲が否定した際には加担するのではなく、認めて理解することが大切だと思います。そのためには常に頭をバージョンアップする必要があります。」と答えました。

もしかしたら、学校のカリキュラムの中に私の講演を組み込むことは手間がかかる作業だったとは思いますが、生徒を中心に考えてくださったことと、私の熱意を伝えられたことにより、生徒たちの対話がうまれさせたのだと感じています。

年齢に関係なく、対話することで気持ちを動かすことができたのではないかと思います。

山梨英和中学校の皆さま、ありがとうございました。