​駅員スイマーの成嶋徹です。
平成28年10月22日~24日、東日本大震災の架け橋第16回全国障害者スポーツ大会2016希望郷いわて大会が開催されました。
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山梨県選手及び役員58名により、山梨県選手団が編成。内、競泳の選手は、コーチと選手2名。大会が開催されるの3か月前から強化練習を重ねてきました。
練習

山梨県選手団

10月20日(木) 選手団結団式。雲一つない青空の下、山梨県知事の挨拶、団長の挨拶や選手宣誓が行われました。
知事

バスに乗車し、県庁の職員や選手のご家族が見送る中、会場を出発。途中、大宮にて新幹線はやぶさ号に乗車し、盛岡に向かいました。盛岡に到着すると、「ようこそ盛岡へ」とメッセージが書かれた横断幕を持った学生たちの姿。さらに、盛岡駅では、大会のポスターやフラッグか飾られ、大会の雰囲気を盛り上げてくれました。

盛岡市立総合プール

10月21日(金) 盛岡市立総合プールでの公式練習。会場は、まるでコンサート会場が開催されるような大きさ。施設内は、50m(長水路)プールを半分にし、25m(短水路)プールに調整。
盛岡市民プール

会場を眺めていると、パラリンピックに出場されている成田選手の姿。優しく接していただきました。

応援しています。いつも練習前にトレーニングされているのですか。
成田選手 ありがとうございます。プールサイドでストレッチをするようにしています。明日から頑張りましょう。

10月23日(土)~24日(日) 本番。50mバタフライ、50m自由形にエントリーさせていただきました。家族が応援に駆けつけてくれました。両親は、はやぶさ号の速かったという体験を話してくれました。そんな笑顔になるような話を聞きながら、本番を迎えました。理学療法士を目指すボランティアのさわ君がストレッチの方法を教えてくれました。コンディションはとてもよく結果、各種目1位を獲得。
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練習や体調の面を整えていき、コーチとも何度も相談し、練習メニューを考えていきました。そんな結果が実り、素直に嬉しかったです。マネージャーの中村にもLINEで報告しました。

広げよう感動・伝えよう感謝

10月25日(日) 閉会式。北上総合運動公園陸上競技場。小雨となる中、選手入場となってしまいました。晴れ男の私ですが、珍しく雨。大会期間、とても晴天だったため、最後の日は諦めていました。入口でスタンバイをしていると突然の突風。そして、軌跡がおきました。
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雨が降り止み、太陽が顔を出してくれました。すると、会場は一気に明るくなり、虹が出てきました。まさに、天からの贈り物。これからも頑張れと言ってくれているようでした。同時に、これまで応援してくれた人たちの姿を思い出し、胸が熱くなりました。

さらに、岩手県を始め東日本大震災で被災された地域などの復興を願うメッセージ。山梨県のスポーツ大会の選手宣誓にて、震災のことにふれさせていただきましたが、これからも自分自身もが何が出来るか考えていかなければと思う場面でした。dsc_0306.jpg

本大会は、出身地である山梨県の代表として参加させていただきました。今後の人生や選手として、大きな誇りとなりました。大会のスローガンである、広げよう 感動。伝えよう 感謝の言葉をこれらも大切にしていきます。プールに通いタイム測定や体調のケアをしてくれたコーチや、移動に伴う手配や資料作成など、役員の皆様にご尽力いただきました。lrg_dsc07305.jpg

岩手県では、大勢のボランティアが何年も前から計画し、運営されたと話を聞きました。
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特に、寒い中、学生の皆さまには、朝早くからのお出迎えや控室の確保などのサポートしていただき、感謝します。本当に、ありがとうございました。dsc_0318.jpg

 
最後に、これからも競技力の向上や相互の親睦を深め、障害者スポーツの復興の担い手として、努力していきます。来年は、愛媛で開催されるそうです。
愛媛

外部リンク
希望郷いわて大会 公式ホームページ