今年の目標のご報告

2017年11月、千葉県にて第34回日本身体障がい者水泳選手権大会が開催されました。100m自由形と50m自由形にエントリーしました。50m自由形の結果、連盟の育成選手Bの基準記録を突破することができました。

2016年度、障がい者水泳連盟(以下 「連盟」という。)にて登録をして、本格的にパラ競泳に取り組むようになりました。年度初、連盟の練習に参加し、目標を決めました。その一つが強化・育成選手になることでした。強化・育成選手に選出されることで、合宿や国際大会派遣などの機会が与えられることになります。

育成選手は、B・A・Sに分類され、さらに強化選手と続きます。選出されるためには、強化育成指定選手基準記録を突破する必要があります。

大会の結果を踏まえて、連盟に申請をしようとしたところ、思いもよらない事がありました。

23歳以上の場合、受傷後の年数などが浅い人が対象となっているそうです。

育成になるためのユース等育成選手規程というものがあり、23歳以上の場合は、受傷後の年数などが浅い人が対象と明記されているそうです。

一方、年度初に連盟より配布された2017 日本身体障がい者水泳連盟強化・育成指定基準記録(男子)では、受傷期間に関する明記はありませんでした。分かりにくい部分もあり、来年の一覧には修正されたものを掲載されたとのことでした。従いまして、私は受傷後の年数が長いため、対象外とのことでした。

目標と現実

今年一年、目標に向かって、確実にタイムを縮めてクリアできた結果がゆえに、歯痒いようにも思います。しかし、育成選手になれないからと言って、諦めたわけではありません。問題を解決するためには、育成選手もしくは、それ以上の環境を自分自身の力と仲間たちに支えてもらいながらつくることだと考えています。

最後に、強化選手には、年齢制限がありません。周囲の理解を得ながら、トップ選手になれるように挑戦していきます。

参照
2017 日本身体障がい者水泳連盟強化・育成指定基準記録(男子)

育成選⼿は1995年1月1日生まれ以降の選⼿、および連盟選⼿登録5年以下の選⼿が対象と明記されていました。

2018 日本身体障がい者水泳連盟強化・育成指定基準記録(男子)

育成選手は、2018年1月1日現在10歳以上22歳以下の選手および23歳以上で受傷後の年数が浅く連盟選手登録5年以内の選手(地域担当者の推薦が必要)が対象と明記されています。

日本身体障がい者水泳連盟 ユース等育成選手規程より (2条第1項)