5月9日、誕生日を迎えました。

5月9日になると、なんだか不思議な感じです。元旦みたいww

両親や友人、練習を支えてくれている仲間、支援いただいているDOSAなど、皆さんのおかげで、僕がやりたいことを挑戦することが出来ています。

特に、パラスポーツは、幼い頃の障がいを理由に、体育が出来ずにいたのにも関わらず、大人になって、いろいろなヒトに支えてもらい挑戦することが出来るようになりました。

その姿に共感してくれた同じ障がいのあるヒトからメッセージをいただき、やりとりをするようになりました。日本だけでなく、世界中のヒトとつながりました。その経験から、英語を勉強して、会いにいきたいという夢もできました。

現在も手術をして、創外固定器具をつけて、治療している子どもたちがいます。僕も幼い頃、同じ手術をして、気持ちが分かります。その辛さや、苦しみを少しでも緩和し、支えたいという思いがあります。例えば、器具によって、下着を穿くことができない問題を、友人と協力し、オーダーメイドによる下着を提供しました。

同じ障がいに限らず、目の不自由なヒトの話をつうじて、課題を解決する方法を考えるようになりました。数年前から、どれだけ生きてきたではなく、どう生きるのかを考えながら、過ごしてきました。僕は、もう十分に生きたし、いつ死を迎えても後悔はありません。

僕自身の人生をかけても同じ病気のあるヒトや、障がいで困っているヒトを助けたいとの気持ちがあります。「とおるさんのやりたいようにやってほしい」と伝えてくれた人がいます。その言葉がとても好きです。

誕生日おめでとう!ぱりぴー!みたいな感覚ではなく、物事をいろいろと考えられるようになったのは、これまで出会ったヒトたちのおかげです。本当に、ありがとうございます。

自分自身を信じて、強く生きる。

とおる