今日は、思うことがあり、何を書くかじっくりと考えてみました。

とある大好きなアーティストの方からブログを通じて、メッセージをいただきました。本当に、嬉しかった。なぜ、障がいについて、関わっているのかを丁寧に教えていただきました。

障がい者の問題や課題は、世の中には数えきれないほどあるのかもしれません。障がいを理由に、後ろ向きでは、何も解決しません。もちろん、解決しなくても良いのかもしれません。自分自身がそうだったように、解決するために、どうしたら良いのかなんて考えもしませんでした。見過ごしていても、生活することは出来ます。

良し悪しは別にして、幼い頃から自分自身に障がいがあるなんて、思っていませんでした。おそらく、両親も、周りの友達、彼女もあまり口にしてこなかったことで、自分自身が考えるきっかけにならなかったのかもしれません。

しかし、些細なことで、落ち込むこともありました。例えば、話しをするわけでもなく、じっと足を見られることにとても抵抗を感じることがあります。その瞬間、自分自身がどう向き合えば良いのか分からなくなります。

今思えば、障がいがあるから当たり前ですけどね。それは、自分自身が受け入れられなかっただけであって、みんなと同じが良いと心の中で思っていたため、戸惑うこともありました。

今は、パラスポーツに挑戦し、東京2020年パラリンピックを目指すことを目標にしています。そのためには、体の障がいを隠している余裕なんてなくて、いかにレベルアップ出来るかを考えています。

最初、競技をしている横で義足が置かれている状況に衝撃がありました。それは、今まで見たことのない光景であったからであって、決して特別なことではありませんでした。

僕がそう思うように、障がい者といっても人それぞれ違います。僕が目指しているパラリンピックやスペシャルオリンピックスで活躍するアスリートもいたります。スペシャルオリンピックスでは、ユニファイドスポーツといって、スポーツを通して障がいの有無に関わらず交流するという取り組みがあります。

みんなと一緒に競技を楽しんでも良いと思います。実際、自分自信も、いわゆる健常者の大会に出場させていただいています。理由は、試合の数が多く、経験を積み重ねたいからです。

確かに、身体的な差はありますが、一緒に参加することで、普段発揮されない力が出ることもあります。学ぶこともあります。例えば、体のバランス。障害があるといっても、体幹など、体の芯となる部分は同じです。それをいかにして、上手く機能させて、体全身に伝えて、競技につなげていくことが出来るのかがポイントとなります。

特に、障害があることで、左右を均等に保つことが難しくなります。それを克服することで、今まで以上に強くなれると思います。苦手なことって誰にでもあると思います。

自分を信じて、強く生きる。応援していただいている皆さんの力で、一歩前に進むことが出来ています。これでいいと思うことが出来ます。学生時代、障害と思っていなかったから、今があります。生活することが出来ています。全く後悔していません。そして、社会の一員として、認められた今だからこそ、目標に向かうことが出来ると思っています。

障がいの有無に関係なく、自分で出来ることは、自分でやります。もし、出来ない事があれば、助けてほしいと言おうと思っています。その時は、ここでつながってる皆さん助けてくださいねw

もちろん、DOSAパラエールやTEAMNARUSHIMA、水泳連盟の監督、コーチ、パラローイングの琵琶ロー、河口湖ボート協会、応援していただいている全ての方々たちと一緒に、全力でパラスポーツに向けて、進んでいきます。

では、ミッドナイトなひと時を(今日だけは、言わせてください)

とおる