2020年3月25日、スポニチにて、DOSA大島理事長と二宮清純さんの対談が掲載されています。これまでDOSAパラエール、アスリート応援プロジェクトにて、DOSA大島理事長をはじめスタッフの皆さんには、パラスポーツを支えていただいています。

さて、対談の内容について、障がい者手帳の所持についても話題となっていました。私自身も20代を過ぎてから取得し、両親の考え方もあり、申請をする考えに至るまで、相当時間を費やしました。

おそらく、両親は、障がい手帳を取得することに抵抗があったのかもしれません。大人になり、自分自身の判断で役所を通じて申請したことは、良かったと思っています。

確かに、昔付き合ってた彼女に、財布の中にあった赤い障がい者の手帳カバーをみて、赤色が見えたよと言われたことに、戸惑いを感じた経験もありました。

自分自身も障がいは、恥ずかしいことという固定概念があったと思います。しかし、手帳を申請したことに後悔はありません。その大きな柱は、パラスポーツを始められたことです。

さらに、健康であるため、左右のバランス感覚を整えるため、装具が必要となりました。数十万円する装具は、自費で捻出するには、難しい状況でした。障がい者手帳があることで、負担率が軽減され、購入することができました。 

本題に戻すと、大島理事長の話の軸がぶれていないことに共感し、感動しています。特に、競技転向や、障がい者話題は、とりわけネガティブな意見になりやすいと感じています。

大前提に、立場を守るために、良いことしか言わないというのがセオリーです。周囲と同調することは、生きてく上で、必然的に備わってきた防衛本能や固定概念であると思います。そのことは、サラリーマンだけでなく、スポーツ界においても同じことが言えると思います。

その証拠に、科学的なアプローチではなく、根性論に身を任せて進めていくことが正しいと感じてきた結果、怪我をするという話題も数多くあります。

大島理事長は、プロジェクト発足当初から一貫し、当時者意識となり、現状を伝えようとされています。おそらく、批判されることもたくさんあったと思います。

その苦労は、はかり知れませんが、本気で向かい接する姿に、共感し、感動しています。そのおかげで、安心して、パラスポーツに挑戦できています。詳しくは、スポニチ特集の一面をご覧ください。

🔎スポニチhttps://www.sponichi.co.jp/sports/news/2020/03/25/kiji/20200325a17340382299580c.html