同級生で理学療法士として活躍する俊樹君!

2016年9月、Facebookのメッセンジャーで再開以降、私のトレーニングの帯同をしてくれています。

そんな、彼とのトレーニングは、選手自身どうしたいのか考えて、行動する。

彼は一瞬こちらを見るだけで、ほぼスマホのポケモンやってるんじゃないかなw

もっと、1から10まで教えてほしいという時期もありました。

しかし、最近ようやく、彼の指導方法が理解できました。

上手な選手の動きについて、自分で調べて、考えて、やってみる。

その過程では、障がいにより出来ないことは考えない。

出来ることを最大限努力する。例えば、姿勢や最大可動域に挑戦する。

人間は姿勢が悪いままでも動くことはできます。

世界中を探しても、成嶋徹の姿勢の悪さは、3位以内に入ることでしょう。

原因は、30年間、脚の長さが左右25㎝以上違う状態で、そのまま歩いていた影響です。

(だって、障がいを隠したかったんだもん。)

パラスポーツを始めて唯一、自身があったことは、片脚の力。短い方の脚を補ってくれて、

人並み以上に筋肉が発達している自身だけで、トップを目指せるとイメージしていました。

しかし、彼が左右均等にすることの重要性を教えてくれて、最近、ようやく気づくことができました。

姿勢を崩して動かすのではなく、筋肉が反応してくれる状態を感じる。

言葉にすると難しいですが、筋肉を使ってギュ・ギュって感じです。

最近、俊樹が言ってくれました。競泳でも速くなってるかもね。

不器用だから1つのことに集中するようにとアドバイスをしてくれていました。

今感じることは、障がい者だからといって、使えない筋肉はない。

動かいないからと諦めることなく、体の隅々まで、神経の信号を届けてあげることや、

どのようにしたいのかイメージをもつことの重要性を感じています。

では、笑顔の一日を。

とおる