時折、幼なじみの友人たちと一緒に過ごす時間があります。特に、地元に住んでいる事もあり、顔を合わせて話をしています。

ここでチームなるしまとメンバーとして紹介するPTの堀内くん、マネージャーの小林くん、元マネージャーの中村!

パラスポーツの話はもちろんのこと、世の中の政治や経済など、話題は多岐に渡ります。

そんな話題の中心として、僕を取り上げてくれることもあるんですが、結構厳しいことを言われるんです。

例えば、今夢中で取り組む左右のバランスを整えること。30年間以上、装具を履いていなくが故に発生するリスクがあります。障がいの部位をかばうために、別の筋肉が反応していることにより、結果、パフォーマンスが発揮できないという課題や問題点がありました。

学生時代、外見ばかりを気にしていていたので、少しでも隠そうと工夫していました。今、パラスポーツをはじめての、その考え方が逆転しています。

見た目よりも体のことを考えるようになりました。パラスポーツやって、試合に勝ちたいことや健康、さらには世界平和なんてことを考えるようになりました。

一方、パラスポーツの環境、いわゆる障がい者スポーツを夢中になって取組むことができないことも感じています。僕が抱えていたように、外見を気にするあまりにできないことや、障がい者のデリケートな部分が世の中に認知されにくいという現状であると考えています。さらに、根本的に、障がいの知識が不足しているため、スポーツができないだろうという誤った判断なども原因の一つであると考えています。

それらの現状を改善するために、行政や企業、地域社会が受け皿を作ろうとしています。皆さんがご存知の通り、その動きは東京2020により加速を増しています。そして、僕自身も挑戦を続けていくことで、人を感動させるなどの相乗効果が期待できるのではないかと考えています。そのことは、トレーニングを基軸とし、支えてくれる人たちの多様性を尊重し、一緒になって取組むように心がけています。

最後に、堀内くんからも体の動きが変わったとほめてくれました。小林くん、中村wからも、人の意見をまとめることが上手とほめてくれました。トレーニング部屋の近所に住む高齢の方からは、成嶋さんの頑張っている姿に勇気をもらい病気を克服できましたと話してくれました。心の底から嬉しい気持ちでいっぱいです。他にも会社の仲間、DOSA、wpp、水泳連盟、琵琶ローなど書ききれないぐらい方々に支えてもらっています。

その気持ちは、東京2020年に出場し、恩返しをしていきます。必ず出ます。そう、超多様性をテーマに行動し、どんな道も自分を信じて、強く生きます。

今日のひとこと、特別バージョンでした。

では、引き続き、笑顔の一日を。

とおる