昨日の甲府市緑ヶ丘のプール。帰り際、少し時間があったので、キックの練習を組み込むことにしました。

実験。なぜ、人は、キックで進むことができるのでしょうか。

記録係に撮影をお願いし、足を下げたり、横に蹴ったり、足首を曲げたり、いろいろな泳ぎ方をしてみました。

すると、進む方向から徐々に止まり、最終的に戻ってしまいました。ベクトルが後ろになってしまっては、意味がありません。

蹴れば、蹴るほど、戻る。これは、試合でも共有することで、進む方向ではなければ、遅い状態のままです。

その動作は、エルゴメーターも同じです。力強く引こうとしても、体の軸がぶれた状態であっては、力が伝わりません。

さらに、一時期は、良いのかもしれませんが、一部に力が加わることで、怪我につながってしまいます。

それを改善するためには、肩甲骨や股関節を動く方向に動かして、頭のイメージ実際のイメージをリンクさせることだと思います。

もちろん、数値的なデータも大切ですが、自分の感覚を研ぎ澄ましていきます。

では、よい1日を。

とおる