4月1日、NPO法人琵琶湖ローイングCLUB主催ローイング体験会に参加させていただきました。

パラスポーツの魅力を感じる貴重な経験をさせていただきました。

一つの競技に特化することに拘らずに、幅広い競技を知ることで、自分自身の新たな可能性に挑戦できると感じました。

そもそも私自身は、障がいがあるが故に競技としてスポーツが出来ないと感じていましたが、パラスポーツを知ったことがきっかけで、

競泳に挑戦をすることができました。さまざまな方に支えていただきながら、トップを目指しています。

一方、競泳で速くなるためには、水中のテクニックだけでは、向上せず、陸上でのトレーニングも取り入れてきました。結果として、今回、パラローイングで漕げたということにつながっていくるのだろうとと思いました。

はじめは、ボートの漕ぎ方が全く分かりませんでしたが、琵琶湖ローイングCLUBの皆さまによる指導のおかげで、

水上で水上でも漕げるようになりました。私の質問にも的確に答えていただき、チームって素敵だなと感じた瞬間でした。

パラリンピックの創設者、ルードウィヒ・グットマン氏は「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ」とメッセージを残しているそうです。どのスポーツでも同じことが言えると思いますが、最初から出来ない理由を見つけて、諦めてしまうと、思考能力がストップしてしまいます。

出来ないのではなく、どうやったら出来るのかを考えることで可能性が広がるのではないかと思います。私自身、どうやったら出来るようになるのかを考えることにとてもやりがいを感じています。

今回の体験会を通じで、たくさんの気づきがありました。自分を成長させる意味でも、新たな可能性に向けて、考えてみたいと思います。

根本にあるのは、応援してくれる人たちがいるから頑張れます。自分を信じて強く生きます。

最後に、当日の体験会には、一般社団法人スポーツ能力協会の大島理事長にもお越しいただきました。

お忙しい中、駆けつけていただき、本当にありがとうございました。

スポーツのプロの観点から客観的に見ていただき、温かいメッセージをいただいたのは、嬉しかったです。理事長は、やってみようと、ボートを練習するエルゴメーターというマシーンに挑戦。

すると、一気にスピードをあげて、驚異的な数値をたたき出していました。本当にすごい方だなと思いました。

NPO法人琵琶湖ローイングCLUBの今村コーチをはじめ、選手やスタッフの方々に大変お世話になりました。

では、よい1日を。

駅員スイマー 成嶋徹