甲府ジュニアの一人の男の子が選手が「成嶋さん、空いてるぅ」と言って、一緒に練習に誘ってくれました。

「100m自由形でやろう」と言って、勝負をしました。男の子は、江原騎士のような飛び込みをするのが特徴的な選手です。
お父さんと特訓したらしく、綺麗に飛び込みます。

毎回の勝負では、50mでは、負けてしまいます。100mにおいて、どうせ負けてしまうだろう…と思っていました。
しかし、ゴールすると、周囲から「成嶋さん、タッチの差で負けたよ」「あのタッチじゃぁダメだ」とアドバイスをもらいました。
自分らしくないなぁ。タッチの勢いだけは、誰にも負けないと思っていたんですが、壁のゴール際で負けてしまいました。

最後まで諦めないという気持ち。

思い出すと、学校などのテストの時、みんなが退出する中、時間制限の「終わり」と言われるまで、答案用紙に向かう自分の姿。
一点でも上を目指すという志は、競泳でも活かされていると思います。

練習では、失敗してしまったけれど、本番では、最後まで諦めることなく、挑戦していきます。

では、よい一日を。

駅員スイマー成嶋 徹