昨日の東京都にある辰巳国際水泳場にて開催されました東京都実業団大会。普段は、銀行や市役所、民間企業などで働く一方、水泳チームを立ち上げて、日ごろから競泳を練習している方たちが集まり、競技が行われました。

僕も会社のチームとして、参加させていただきました。一般的にいわれる健常者の大会。障がいを持っている人とそうでない人が同じステージに立って競技をすることの重要性が世の中に広まっています。 これまで、その垣根は、あまり意識したことがないのですが、パラスポーツを初めて、周囲の選手からその現状を教えてもらう事があります。 

たしかに、課題はたくさんあります。スポーツ施設にバリアフリーがないため、使用することができないといった、費用がかかりそうな大きな問題があります。しかし、身近にできることもあります。人のサポートです。何かお手伝いしましょうか。その一言で、変化することがあると思います。例えば、視覚障害の選手の手をとりプールサイドまでいく。タッピングをする。車椅子の介助をする。 もっと簡潔に言うと、側にいますねだけでいい。

パラスポーツは、ルールがほぼ同じ競技がたくさんあります。まずは、施設にはいるために、どのようにサポートするのがよいのか、実際に行動すると、視野が広まるかもしれません。当事者意識って、興味がないとうまれないし、問題に直面して、はじめて理解できることもあると思います。

まずは、僕の体験も面白いので、これからも伝えていきたいと思います。

では、よい1日を。

駅員スイマー 成嶋徹